大アルカナ
大アルカナの22枚のカードは
愚者を主人公として、魔術師から世界へと到るまで、人間の内なる成長の段階を表しているとも言われています。
大アルカナには人生においての普遍的な教訓が示されています。
生命の樹との関連性
上図はガバラの「生命の樹」です。
大アルカナと小アルカナは対応していることが分かりますね。
カバラとは、ユダヤ人発祥の哲学的神秘思想のことで、
その教えを体系図で表したのが「生命の樹」です。
タロットカードには全体性があり、「生命の樹」と関係性によって統合されています。
テーマで分ける
大アルカナカードは上図のように2つのテーマに分けられます。
「同一性」は意識が自分の内面へと向かっています。
「他者性」は意識の矛先が外側へと向かっています。
3階層
タロットカードは3つの階層に分けることもできます。
- 身体と感覚
- 心と感情
- 精神と思考
また、先ほど解説をした「同一性」と「他者性」と合わせて6つに種類分けすることもできます。
対称性
足して「20」になるカード同士は対称性をもつとも言われています。
このような種類分けや構造化を知っておくと、新たな解釈をすることもできます。